次のバージョンで YVYU と VYUY での入出力を廃止しようとしています。これが廃止されて困る人はまずいないと思うのですが、万が一困るという珍しい人は理由を添えて異議を申し立ててください。

廃止する理由ですが、きっちり検証できないものが実装されたままになっているのはまずいだろうという判断です。じゃあなんで実装したのよと聞かれると困るのですが。

その他
  • ULY2: デコード時に RGB32 で出力する場合、安全のためアルファチャンネルと解釈されうるフィールドは 255 で埋めるようにした。
  • ULY0: デコード時に RGB32 で出力する場合、安全のためアルファチャンネルと解釈されうるフィールドは 255 で埋めるようにした。

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ここのところ、使っている IntelliMouse Optical のホイールが固くて回りづらいとかホイールボタンを押したらたまに戻ってこない(押しっぱなしになる)とかいう問題が起きてるので、新しいマウスを買うことにしました。このマウス、大学卒業前に買っているはずなので、よく考えたら10年物です。そりゃーガタもくるってもんで。

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今でも現役で使われている Windows 用可逆圧縮コーデックである Huffyuv ですが、一般に安定版とみなされている バージョン 2.1.1 のソースコードのタイムスタンプを見ると 2000年08月23日になっていて、つまり10周年を過ぎてるんですね。

2000年8月といえば Windows 2000 が出て一般的にも NT カーネルが普及し始めた一方で、Windows Me や Pentium 4 はまだリリースされていない頃です。ドッグイヤーと呼ばれるIT業界なので10年は一昔どころではないのですが、そんな昔から「バージョンアップされずに」使われ続けているというのはすごいことですね。

  • プロセスアフィニティマスクを指定できるようにした。
  • フレームごとの情報を出力しないオプションを追加した。
  • getopt() を NetBSD から移植して使うようにした。

配布ファイル (zip)

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性能向上
  • 共通: デコードを高速化した。Core 2 で x86 の場合 20~30% ほど、x64 の場合 20~40% ほど。

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Ut Video Codec Suite では、エンコード設定で「デコード速度優先 (Predict left)」と「圧縮率優先 (Predict median)」を選ぶことができます。デフォルトは「デコード速度優先」なのですが、明示的に「圧縮率優先」を選んで使っている人はどれくらいいるんでしょうか…?

なお、readme の更新履歴を見ると分かりますが、両者で圧縮率は10%ぐらい違います。デコード速度は50%ぐらい違い、エンコード速度はほぼ同じです。

Windows には Authenticode というコード署名の仕組みがあって、実行ファイル(ここでは EXE や DLL のこと)やキャビネットファイルや MSI パッケージを署名することができます。署名が付いていると IE でダウンロードしたりインストールしたりするときに「出所が不明なファイルだけどいいの?」みたいなダイアログが出なくなり、代わりに「この組織からリリースされたファイルだけどいいの?」になります。

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機能追加
  • エンコーダの設定をコーデック側でグローバルに保持できるようにした。
  • コーデックを使う側(編集ソフトなど)からの設定変更を無視できるようにした。

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書き漏れがあったら失礼だし、「なんであいつが入ってて俺が入ってないんだよ!」とか言われると怖いので結局書いてない俺チキンハート