Windows には Authenticode というコード署名の仕組みがあって、実行ファイル(ここでは EXE や DLL のこと)やキャビネットファイルや MSI パッケージを署名することができます。署名が付いていると IE でダウンロードしたりインストールしたりするときに「出所が不明なファイルだけどいいの?」みたいなダイアログが出なくなり、代わりに「この組織からリリースされたファイルだけどいいの?」になります。

さて、この署名に使う証明書、昔調べた時には個人で取れるところは存在していませんでした。GlobalSign (の海外法人)だと一時期取れたらしいのですが、その情報にたどり着いた時には取れなくなっていました。

で、ついさっきふと思い出してまた調べていたのですが、GlobalSign のアメリカ法人でも日本法人でも個人で取れるようになっていました。アメリカ法人の方のページを見ると、年額99ドルと書いてあって1万円切るのかよすげぇ!と思ったのですが、必要書類とかどうなるのかなーなどと思いつつ発行手続きをポチポチクリックしてみると日本からは取らせてくれないようです。仕方がないので日本法人の方のページを見ると…年額約6万円…高いよ(涙

というわけで Ut Video Codec Suite その他は引き続き署名なしでリリースされます(結局これが言いたい)。

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  1. cocytusP @ 2010-08-27 05:49

    カーネルモードドライバでもない限り、この辺とかでも良さそうだけど証明書として無理なのかな
    ttp://webjingle.com/07_Code/index.html
    ttp://jp.comodo.com/code-signing/
    どっちにしろ、費用かかるので署名なしでいいと思いますけどw

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