Ut Video Codec Suite では、エンコード設定で「デコード速度優先 (Predict left)」と「圧縮率優先 (Predict median)」を選ぶことができます。デフォルトは「デコード速度優先」なのですが、明示的に「圧縮率優先」を選んで使っている人はどれくらいいるんでしょうか…?
なお、readme の更新履歴を見ると分かりますが、両者で圧縮率は10%ぐらい違います。デコード速度は50%ぐらい違い、エンコード速度はほぼ同じです。
書き漏れがあったら失礼だし、「なんであいつが入ってて俺が入ってないんだよ!」とか言われると怖いので結局書いてない俺チキンハート
バージョン 8.0.0 で DMO エンコーダが追加されました。さて、この DMO エンコーダ、エンコード設定を設定する方法がプログラミングレベルで見ると多少おかしなことになっています。具体的にいうと、DMO や DirectShow フィルタで推奨される ISpecifyPropertyPage/IPropertyPage インターフェースを使ったプロパティシートではなく、AVI コンプレッサフィルタで実装される IAMVfwCompressDialogs インターフェースで開かれるダイアログを使っています。
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x64 版の Windows (64bit 版ってことですね)で Ut Video Codec Suite を使っている人を対象にしたアンケートをとりたいと思います。
- OS はなんですか?(Windows XP, Vista, 7)
- どのバージョンの Ut Video Codec Suite をインストールして使っていますか?
- (バージョン 6.1.0 もしくはそれ以前をインストールしてる人向け)バージョン 7.0.0 以降にしない理由は何ですか?
よろしくお願いします。
バージョン 7.0.0 で x64 環境に対応して以来、x64 版のパッケージには x86 のバイナリと x64 のバイナリが含まれており、x64 Windows においては、x64 版のパッケージのみをインストールすればいいようになっています。また、バージョン 7.0.2 以降では、x86 版のパッケージは x64 Windows にインストールできないようになっています。
で、皆さんにアンケートなのですが、以下のどちらが望ましい(分かりやすい、便利、など)でしょうか?理由とともにお答えください。
- 今までどおり、x64 版のパッケージには x86 と x64 の両方のバイナリが含まれる。x86 版のパッケージは x64 Windows にはインストールできない。
- x64 版のパッケージには x64 版のバイナリのみが含まれる。x86 版のパッケージも x64 Windows にインストールできる。
現状 1 の方法になっている理由ですが、バージョン 7.0.0 のパッケージを作る際に、x86 版のパッケージを x64 Windows にうまくインストールできなかったからです。今試したら別に問題なかったのですが、これはバージョン 7.0.4 でコーデックの登録方法を変更したからである可能性があります。本当にそうかどうかは分かりませんが…
現在は DMO 版のエンコーダを実装しています。これにより、64bit の DirectShow 環境で使えない問題と、(うまくいけば)VCM コーデックを DirectShow 環境で使ったときにエンコード設定が期待通り反映されない問題が解消されるはずです。
ちなみに、現時点での最新バージョンは 7.1.1 なので、アイマス民としては次のバージョンは 7.2.0 にしたかったのですが、手ごろな新機能のネタが出てこなかったので諦めました。ひんそーでちんちくりんなこーでっくはあなをほってうまってますー。