2017年12月にいただいた寄付は以下の1件です。ありがとうございました。
日付 | お名前 | 金額 |
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12/11 | 紳士MMDer | 3,000円 |
std::tuple の要素アクセスで std::get はあっても std::set がないのはなんでだろうか、と思ってたんだけど、 std::get は参照を返すのでそこに代入すればそれでいい、ということに気づいた。
あと std::set はコンテナクラスである…
「伊400」「しおん」「しおん->伊400」「佐渡」「対馬」「涼月」「スリガオ」「海峡章」を追加しました。
なお、小官は12個目の甲種勲章を取得できなかったので退役します。そのため、致命的な誤りがない限り、今後の辞書の更新はありません。以後は github から fork するなりして各自何とかしてください。
2017年11月にいただいた寄付は以下の2件です。ありがとうございました。
日付 | お名前 | 金額 |
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11/06 | Robert M Cargill | $5.00 |
11/11 | 星風P | 20,000円 |
なお、2017年10月には寄付はありませんでした。
現在の Ut Video Codec Suite の圧縮はハフマン符号によって行っているのですが、ハフマン符号だと命令レベルの並列性が低いとかSIMDにやさしくないとかの問題があり、性能は頭打ちとなっています。
ここしばらくSIMDにやさしいアルゴリズムを考えていて、ある程度実装した結果まあまあ満足できる性能を達成できることが分かったので、これを正式に実装しようと考えています。実装した結果は github で見れます。
実際の性能ですが、2k/RGB24 の crowd_run (ここで使っているもの)で圧縮比 1.74、 i7-2600K でエンコード 95fps デコード 150fps、 i7-4770 で 180fps/300fps 程度です(シングルスレッド時)。AMV4 DR3 と比較して圧縮比は少し高く、処理速度は少し低いという感じになります。なお、 AMV4 は時間方向に圧縮する機能があって変化の少ない映像だと高い圧縮比を達成できますが、UtVideo の方では future works ということにしたいと思います(効率よく処理する手法を思い付けていない)。
そういや C++ で算術右シフト (arithmetic right shift) するにはどう書けばいいんだろう、 intrinsic ないよなぁ…と思ってたんですが、「ほとんどのコンパイラでは」符号付き整数を右シフトすれば算術右シフトになるようです。
ただ、(負の)符号付き整数を右シフトした時の動作は処理系定義なので、論理右シフトになる処理系をうっかり踏むかもしれません。以下のような static_assert を書いておけば安心でしょう。
static_assert(-1 >> 1 == -1, "signed right shift is not arithmetic.");
ちなみに負の整数を左シフトした場合は未定義動作らしいです。怖い。