Ut Video Codec Suite ではフレーム内予測方式に Predict Left と Predict Median を実装しています。Predict Left とは、予測値としてすぐ左のピクセルを使って残差を計算する(つまり、今のピクセルの値からすぐ左のピクセルの値を引く)方式です。(Predict Median の説明は割愛)
Read the rest of this entry
QuickTime for Windows SDK はここからダウンロードできます(要 ADC = Apple Developer Connection 登録)。右の Downloads and Tools をクリックすると ADC のアカウントを聞かれ、その先にダウンロードリンクがあります。
Read the rest of this entry
- 機能追加
-
- キーフレーム間隔を指定するオプションを追加した。(-k)
- コーデックステートを指定するオプションを追加した。(-s)
- エンコードのテストのみを行うオプションを追加した。(-e)
- バッファを高いアドレス(x86では0x10000以上、x64では0x100000000以上)に確保するオプションを追加した。(-H)
- 複数ファイルに対してバッチでテストできるようにした。
Read the rest of this entry
- バグ修正
-
- AVX をサポートしないプロセッサでクラッシュすることがあった。
- 32個を超える論理プロセッサを持つシステムでクラッシュすることがあった。
Read the rest of this entry
映像のビット数 (bpc) を減らした場合に圧縮率がどう変わるかを計測してみました。ソースは Xiph.org Video Test Media の crowd_run を 1080p YUV422 8bpc (UYVY) に縮小したもので、右にシフトしてビットを削って圧縮します。なお、予測値の計算も残差も同じビット数になるようにしています。
Read the rest of this entry
- 性能向上
-
- ULRG,ULRA: 「圧縮率優先」でエンコードされた映像の RGB32/ARGB へのデコードを高速化した。
Read the rest of this entry
- バグ修正
-
- SSSE3 をサポートしないプロセッサでクラッシュすることがあった。
Read the rest of this entry
- 性能向上
-
- 共通: x64 バージョンで、デコードを高速化した。
Read the rest of this entry
- 性能向上
-
- ULRG,ULRA,ULY2,ULH2: SSSE3 命令が使用可能な環境で、ネイティブな色空間からのエンコードを高速化した。
- ULRG,ULRA,ULY2,ULH2: SSSE3 命令が使用可能な環境で、「圧縮率優先」でエンコードされた映像のネイティブな色空間へのデコードを高速化した。
- ULY2,ULH2: SSSE3 命令が使用可能な環境で、RGB からのエンコードを高速化した。
- ULY2,ULH2: SSE4.1 命令が使用可能な環境で、RGB へのデコードを高速化した。
Read the rest of this entry
Haswell ですが、まだ買ってません。出る前は発売日(は日付的に無理なので数日以内)に買う気満々だったのですが、落ち着いて考えてみるとそれほど速くなるわけではないのでメインマシンの環境を再構築してまで買うほどの魅力が無いという結論になりました。今使ってる i7-2600K の前は Q6600 だったので、クロック上昇分(2.4GHz→3.4GHz)が大きくシングルスレッド性能だけでも 1.5 倍、トータル性能ならHTを加味して2倍だったんですが、i7-2600K を i7-4770K に置き換えても 20% も上がりません。
というわけで、Haswell は開発用マシンとして買うことにしました。開発用マシンとして要求される条件(HT がある、TB を無効化できる、当該世代で追加された命令を使える、できれば安い)を考えると i3 が最適解になるので、それまで待ちということになります。いつ出るかは分かりませんが、そのころには USB3 バグの直ったチップセットを搭載したマザーも流通してるでしょう。
メインマシンとして次に買うのは Skylake かなぁ。さすがに4年使ったらリプレースしたいし。別にイスラエルチーム信者というわけではないんですが。