先日、映像作品上映イベントである FRENZ 2017 が開催されましたが、今回の上映システムでは UtVideo が使われていた — つまり、上映用の動画ファイルは UtVideo でエンコードしておいて、それをリアルタイムで再生したそうです。「そうです」と書いた通り、私はこの上映システムとは直接無関係で、そうなってることを(後で)聞きました。
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次回のコーデックベンチマークに向けてツールを修正したりテストクリップを生成したりしていたわけですが、めんどくさくなってきました。具体的に何がめんどくさいかというと、計測結果をもとにグラフの画像を生成する部分です。
今までは Excel を使っていたのですが、Excel だとグラフの画像のサイズをピクセル単位で厳密に指定できません。ピクセル単位で指定すると mm 単位に変換され、それに応じてピクセル単位でのサイズが決まります。なので微妙な誤差が発生します。めんどくさい。あと GUI ツールなので自動化しづらいという問題があります。ベンチマークした結果でグラフを大量に生成するつもりだったので手打ちではやってられません。
コマンドラインツールでグラフを描くというと昔から gnuplot というツールがあります。ただこれ、何とビックリ、単独では横棒グラフが描けません。じゃあどうするのかというと、縦棒グラフを他のツールで90度回転させるのだそうです。しかしその場合、凡例などの文字列はあらかじめ90度回転したものを描画させることになり、しかも回転したことによる位置ズレは自力で微調整しなければいけません。今時ありえん。
てな感じで、調べれば調べるほどやる気がなくなってきました。
(This article is English translation of Japanese version)
I found that the video clips that I generated are not compressed very much. The compression ratio is 1.06 in case of AMV4/DR2. I think it is not good and have to search other clips.
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クリップを作ってみたけど圧縮してみたら全然圧縮できないことに気づいたわけです。ちなみにこのあと AMV4 の DR2 で圧縮してみたら圧縮比 1.06 になってしまい、いやこれはさすがにダメでしょと思い、ちゃんと圧縮できるクリップを別途用意することにしました。圧縮できないクリップもそれはそれで計測価値があるので crowd_run も使います。
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(This article is English translation of Japanese version)
I use full HD video clips to benchmark Ut Video Codec Suite and other video codecs. When I began to benchmark codecs, using full HD video clips is a reasonable choice. However, measurement error is not ignorable nowadays because recent codecs including UtVideo are very fast and they take only 1ms to process one frame in case of YUV420. Because so, I’m planning to switch to 4K video clips. (The author of MagicYUV also advised me to do so)
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