先日、映像作品上映イベントである FRENZ 2017 が開催されましたが、今回の上映システムでは UtVideo が使われていた — つまり、上映用の動画ファイルは UtVideo でエンコードしておいて、それをリアルタイムで再生したそうです。「そうです」と書いた通り、私はこの上映システムとは直接無関係で、そうなってることを(後で)聞きました。

去年までは H.264 だったそうですが、 H.264 だとそれにまつわる細かい問題がどうしても発生するらしく、CPU デコードできっちり動くもの、ということで UtVideo が選ばれました。動作テストでは フルHD 60fps を 24時間 再生させ続けてフレーム落ち無し。

ちなみにこの上映システム、WMP とかで再生しているのではなく、自前でコーディングしたものだそうで、UtVideo の DMO インターフェイスを使っています。DMO を直接(DirectShow 経由ではなく)使っている事例は初めて見ました。

Trackback

no comment untill now

Add your comment now