9月
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先日、映像作品上映イベントである FRENZ 2017 が開催されましたが、今回の上映システムでは UtVideo が使われていた — つまり、上映用の動画ファイルは UtVideo でエンコードしておいて、それをリアルタイムで再生したそうです。「そうです」と書いた通り、私はこの上映システムとは直接無関係で、そうなってることを(後で)聞きました。
FRENZ 2017 では全ての作品を運営側で Ut Video Codec 形式へ変換し、その形式のまま上映を行いました。スクリーンへの投影は独自に開発したシステムを経由し、場内暗転、上映開始、出展者登壇の操作のみで後はシステムが自動で制御を行う仕組みです。#FRENZ_JP
— ふー (@foo87b) 2017年9月19日
去年までは H.264 だったそうですが、 H.264 だとそれにまつわる細かい問題がどうしても発生するらしく、CPU デコードできっちり動くもの、ということで UtVideo が選ばれました。動作テストでは フルHD 60fps を 24時間 再生させ続けてフレーム落ち無し。
ちなみにこの上映システム、WMP とかで再生しているのではなく、自前でコーディングしたものだそうで、UtVideo の DMO インターフェイスを使っています。DMO を直接(DirectShow 経由ではなく)使っている事例は初めて見ました。
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