映像の色差を間引いて処理する際に、間引き方(サブサンプリング/ダウンサンプリング)や復元の仕方(スーパーサンプリング/アップサンプリング)はいろいろあるわけですが、手元でサクッと検証できるものについて調べてみました。手動で調べているので誤りがあるかもしれません。自動化すればよかったんですが、そう思った時点で作業はほとんど終わってたし…

調べたコーデックは以下の通りです。

  • Ut Video Codec Suite 21.2.1
  • MagicYUV 2.1.0
  • AMV4 4.10 : 前の記事で書いた制限があるので、横方向の補間の挙動は調べられない。
  • Lagarith 1.3.27
  • Huffyuv 2.1.1 : 手元でうまくコーデック設定が反映されなかったので、ソースを読んで判断した。あとオリジナルの Huffyuv には YUV420 モードは存在しないので、縦方向の補間という概念がない。

で、結果

コーデック ダウンサンプリング アップサンプリング時の補間
UtVideo 中央 中央・最近傍
MagicYUV 左上※1 左上・三次
AMV4 (左)上 (左)上・線形
Lagarith 中央 左中央・線形
Huffyuv 中央 左・線形

※1: “Interpolate when downsampling” をチェックしてる場合は point resampleing ではなく 3×3 kernel を使う

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