4月
18
映像の色差を間引いて処理する際に、間引き方(サブサンプリング/ダウンサンプリング)や復元の仕方(スーパーサンプリング/アップサンプリング)はいろいろあるわけですが、手元でサクッと検証できるものについて調べてみました。手動で調べているので誤りがあるかもしれません。自動化すればよかったんですが、そう思った時点で作業はほとんど終わってたし…
調べたコーデックは以下の通りです。
- Ut Video Codec Suite 21.2.1
- MagicYUV 2.1.0
- AMV4 4.10 : 前の記事で書いた制限があるので、横方向の補間の挙動は調べられない。
- Lagarith 1.3.27
- Huffyuv 2.1.1 : 手元でうまくコーデック設定が反映されなかったので、ソースを読んで判断した。あとオリジナルの Huffyuv には YUV420 モードは存在しないので、縦方向の補間という概念がない。
で、結果
コーデック | ダウンサンプリング | アップサンプリング時の補間 |
UtVideo | 中央 | 中央・最近傍 |
MagicYUV | 左上※1 | 左上・三次 |
AMV4 | (左)上 | (左)上・線形 |
Lagarith | 中央 | 左中央・線形 |
Huffyuv | 中央 | 左・線形 |
※1: “Interpolate when downsampling” をチェックしてる場合は point resampleing ではなく 3×3 kernel を使う
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