3月
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最近(?)の x86 系パフォーマンスデスクトップ向け製品(Intel ならメモリがトリプル/デュアルチャネルの Core i7 のあたり)のマイクロアーキテクチャ (MA) ごとのキャッシュの構成の一覧。
MA | L1I | L1D | L2 | L3 | reference |
Nehalem | 32KB/core 4way | 32KB/core 8way | 256KB/core 8way |
8MB (512KB/way) |
i7-960 |
Sandy Bridge | 32KB/core 8way | 8MB (2MB/core, 512KB/way) |
i7-2600 | ||
Ivy Bridge | i7-3770 | ||||
Haswell | i7-4770 | ||||
Broadwell | 6MB (1.5MB/core, 512KB/way) |
i7-5775C | |||
Skylake | 256KB/core 4way | 8MB (2MB/core, 512KB/way) |
i7-6700 | ||
Kaby Lake | i7-7700 | ||||
Coffee Lake | 12MB (2MB/core, 512KB/way) |
i7-8700 | |||
Bulldozer | 64KB/mod 2way | 16KB/core 4way | 2MB/mod 16way exclusive | 8MB (2MB/mod, 128KB/way) |
FX-8100 |
Piledriver | FX-8300 | ||||
Zen | 64KB/core 4way | 32KB/core 8way | 512KB/core 8way inclusive | 16MB (8MB/ccx?, 512KB/way) exclusive |
Ryzen 7 1700 |
Zen+ | Ryzen 7 2700 |
- 上記の全ての場合において、L1/L2 は core あるいは module ごとに専有、 L3 は socket 全体で共有である。
- 製品によっては L2 や L3 の構成が異なる場合がある。たとえば、ローエンドデスクトップ向け製品だと L2 や L3 が少なかったりするし、サーバ向け製品だと L3 が多かったり L3 を削って L2 に回してたり (Skylake Xeon) する。さすがに way あたりのサイズが異なるケースは無いと思いたい…(細かく調べてない)
- MA によってはパフォーマンスデスクトップ向け製品が無い場合があるが、そういった MA は表に含めていない。例えば Steamroller/Excavator は APU しかない。
- Bulldozer/Piledriver における “core” は他の MA とは若干異なる位置づけであることに注意。
- ※1: Broadwell には「普通の」パフォーマンスデスクトップ製品が無いのでL4キャッシュと強化されたGPUを持つスモールデスクトップ向け製品を参考として載せた。ちなみに 1.5MB/core という容量は前後世代では Core i5 ランクが相当する。
- ※2: 6コアになったため12MBだがコアあたりの構成は Skylake / Kaby Lake と同じ。
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