今更(これから5年近く経ってる!)ですが、ULRG の内部格納形式を G, B-G, R-G から YCoCg に変えたら圧縮比がどれだけ改善されるかを計測してみました。あとついでに GBR にした場合(つまり色相関を除去しない)も計測しました。エンコード後のサイズだけが分かればいいとはいえ、YCoCg ではCo と Cg が Y とビット数が違うので改造が大変です。

内部格納形式 フレーム内予測形式 Big Buck Bunny crowd run
GBR left 2.0767 1.5376
median 2.5495 1.7513
G, B-G, R-G left 2.4536 1.7032
median 2.9821 1.9534
YCoCg left 2.4767 1.7166
median 3.0072 1.9641

1%も変わんねぇ… predict left/median ではなく、もっと高度な予測方式とか、あるいは非可逆圧縮なら意味があるのかもしれませんが。

この程度だと、プレーンごとにビット数が違うケースを扱えるように改造してまで採用するほどのものではないように見えます。

Trackback

2 comments untill now

  1. 初めまして、動画サイトに動画を投稿したいと思い、こちらのソフトを使わせて頂きたいです。よろしくお願いします。

  2. raven_admiral @ 2014-07-03 11:15

    初めて動画制作するのにこちらのソフトを使わせてほしいです。

Add your comment now