7月
14
AC4 の OP もないだろうということで、HD ハンディカムで実写風景を撮ってきました。手ぶれすごいですが。
計測条件は前回とほぼ同じです。HD ハンディカムから HDMI 経由でキャプチャした 1080i のソースでテストします。なお、あまり使われないコーデックは除外していますが、どれがあまり使われないのかは恣意的です :-p
で、結果。
コーデック | 設定 | 圧縮比 | エンコード時間 (ms/frame) |
デコード時間 (ms/frame) |
---|---|---|---|---|
Ut Video (ULY2) | left div4 | 2.87 | 6.109591 | 9.488618 |
median div4 | 2.71 | 6.194050 | 14.816227 | |
Huffyuv_mt | left 4t | 2.59 | 4.492352 | 12.344664 |
gradient 4t | 2.74 | 5.793318 | 12.573954 | |
median 4t | 2.95 | 5.437618 | 18.929516 | |
YLC | – | 2.54 | 25.298383 | 60.990312 |
Lagarith | mt | 2.76 | 50.923410 | 89.970438 |
インターレースに最適化したエンコードができる Huffyuv_mt が一番高い圧縮比を達成しています。
Huffyuv_mt に負けっぱなしは悔しいので(笑)、AviUtl でインターレース解除(「自動」で解除しました)したものをエンコードさせてみました。こちらでは Huffyuv_mt はプログレッシブ映像としてエンコードさせています。
コーデック | 設定 | 圧縮比 | エンコード時間 (ms/frame) |
デコード時間 (ms/frame) |
---|---|---|---|---|
Ut Video (ULY2) | left div4 | 2.90 | 6.110904 | 9.480948 |
median div4 | 3.92 | 6.138355 | 14.614576 | |
Huffyuv_mt | left 4t | 2.61 | 4.423628 | 12.299485 |
gradient 4t | 2.82 | 5.747168 | 12.578005 | |
median 4t | 3.03 | 5.392105 | 18.921813 | |
YLC | – | 4.55 | 20.828945 | 35.602909 |
Lagarith | mt | 4.71 | 50.324900 | 83.383943 |
Huffyuv_mt の圧縮比はそれほど変わりませんが、他のコーデックは大幅に伸ばしています。ULY2 の median でも 4 倍近く行っていますが、それよりも注目すべきは YLC。圧縮比 4.55 倍は、エンコード時間がそれほど長くないことを加味すると圧巻です。YLC はエンコード中の CPU 使用率を見る限りシングルスレッド動作しているようなのですが、マルチスレッド対応したら最強じゃんこれ。
こうなってくると YLC がどういうアルゴリズムでエンコードしているのか非常に気になります。教えてKENくん!ってここで叫んでどーする。
そんな大したアルゴリズムでもないので
後で簡単に文章にして送りますよ!
うおっ、本人降臨!? (*_*)
よろしくお願いしますです。メールします。