その1の続き

コーデックにデバッグログを仕込んで出力を眺めていましたが、Ut Video Codec Suite 側には問題はなく、呼び出し方に問題があるという結論に達しました。頻繁に内部バッファをフラッシュする指示を送ってきながら、その直後にデコード済みフレームの取得を行っています。フラッシュされているので当然取得できず、その場合に透明なフレームとして表示されているように見えます。

とはいうものの、使えない状態で放っておくのもどうかと思うので、アプリケーションごとに特定のインターフェースを無効にする機能ぐらいは作ってもいいかと思います。今回の例では、HitFilm では DMO インターフェースを無効にし、VCM インターフェースでのみ Ut Video Codec Suite を使用するように設定すると回避できることが分かっています。なお、今すぐ何とかしたい場合は、 C:\Windows\System32\utv_dmo.dll を削除すると何とかなります(副作用があるかもしれません)。

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