5月
13
- ULY2: デコード時に RGB32 で出力できるようにした。
- ULRG: フレーム分割の方法が間違っていた。この修正により、フレーム分割数が 1 ではない場合、3.1.0 以前の ULRG とは互換性がありません。
readme ファイル インストーラ(msi 形式) ソース
昨日、某方面に 3.1.0 を流してみたのですが、ものすごい勢いでダメ出しされました(笑)。使う上で致命的なのが ULY2 で RGB 出力ができないため、多くの編集ソフトで読み込めない点(もちろん読み込めるソフトもある。AviUtl とか)。
でもって RGB32 で出力できるようにコードを書いていたら、ULRG の方でフレーム分割の方法がおかしいことに気付きました。直すには互換性を失わせる必要があります。放っておいてもとりあえず使えるのではありますが、このままだと後々困ったことが起きるのではないかという不安があるので、使っている人が少ないうちに修正することにしました。
TMPGEnc Xpress4.0 で認識したよー。
でもね、512×288, 29.97fps ソースのものをデフォルト設定(フレーム分割1)でエンコードしてみたら、出来上がった動画が紫一色でオレ涙目wwwww
紫一色…? その紫ってRGB値で言うと#800080だったりしません?
だとすると思い当たる節が…
TMPGEncXpress 4.0 の場合、認識ミスってるんだか知らないけど、内部的にYUVで渡せそうなときはそうするっぽい。
# しかもエンコードは ULRG のほうしか使えない
・「環境設定」→「入力/出力フォーマット一覧」→「AVI設定」でAVIコーデック一覧を出す
・UTVideoの部分をダブルクリック
・「エンコードを YUV で行う」のチェックを外す
で解消したーよ。
試用版で動かしてみましたが、確かに紫ですね。ULRGはRGBしかサポートしないのにYUY2で渡そうとするようです。TMPG側の検出がバグってるんでしょうか。
とは言うものの、YUY2でエンコード開始指示を受けた時にエラーにせずにそのまま処理を続けるのは、それはそれで問題なので、これは修正します。エラーを返すようにしたら、TMPGの環境設定を変更しなくても問題なくエンコードできるようになりました。