前の記事では得られる情報量の期待値を書いたが、それだと効果が分かりづらいので、N 回観測するまでに得られる情報量が 32bit を超える確率を計算してみた。

8 9 10 11 12
付きやすいギアパワーがないブランド
ドリンクなし 0% 100% 100% 100% 100%
ドリンクあり 7.4% 50.7% 87.3% 94.5% 99.3%
付きやすいギアパワーがあるブランド
ドリンクなし 5.8% 46.3% 85.0% 92.2% 99.1%
付きやすいギアパワーのドリンク 6.3% 46.9% 69.3% 93.2% 99.1%
付きにくいギアパワーのドリンク 5.0% 24.9% 59.1% 81.2% 93.7%
それ以外のドリンク 4.6% 24.3% 53.4% 76.8% 92.5%

分かりやすいのは付きやすいギアパワーがないブランドでドリンクを飲まない場合である。どのギアパワーが付いたことを観測しても得られる情報量は変わらないため、8回の観測では 30.48bit 得られて 0%、9回の観測では 34.29bit 得られて 100% となる。

付きやすいギアパワーがないブランドでドリンクを飲んだり、付きやすいギアパワーがあるブランドでドリンクを飲まなかったりした場合は12回の観測までで 99% となるが、付きやすいギアパワーがあるブランドでドリンクを飲んだ場合は12回の観測でも 93% 程度となり、5回目のクリーニングが必要になる可能性がまだ結構残っていると言えそうである。9回の観測で 25% 以下というのも気になると言えば気になるかもしれない。

なお、上の表はあくまでも得られる情報量が 32bit を超える確率であって、ギアパワーの抽選のための疑似乱数の内部状態が確定する確率とは厳密には一致しない。

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