Ubuntu の LTS は、アップグレード先(今回は 20.04)の最初のポイントリリース(今回は 20.04.1)が出たタイミング(通常は最初のリリースから約3か月後、今回は2020年8月6日)で、普通にアップグレードできるようになっています。いるはずです。

なのですが、手元の 18.04LTS ではまだできません。

[root@devubuntu:pts/0 ~]# do-release-upgrade
Checking for a new Ubuntu release
There is no development version of an LTS available.
To upgrade to the latest non-LTS develoment release
set Prompt=normal in /etc/update-manager/release-upgrades.

試しに 16.04LTS をインストールして見てみると、ログイン時に以下のようなメッセージが出てくるのが分かります。18.04LTS の環境では出てきません。

New release '18.04.5 LTS' available.
Run 'do-release-upgrade' to upgrade to it.

18.04LTS でも do-upgrade-release -d とすればアップグレードできるんですが、これはポイントリリースが来る前にどうしてもアップグレードしたい場合に取る手法です。

いつになったらオプションなしでアップグレードできるようになるんでしょうか。

Trackback

2 comments untill now

  1. 通りすがりのLinuxユーザ @ 2020-08-17 15:58
  2. 梅澤 威志 @ 2020-08-17 21:34

    ありがとうございます。アップグレード固有のバグに対処中ということですね。

Add your comment now