LF 対応状況

主に Ut Video Codec Suite の開発まわりでの、改行コードが LF の対応状況をメモ代わりに。

  • UtVideo のリポジトリに含まれる全てのテキストファイルっぽいものの改行コードを LF にして Visual Studio 2015 に読み込ませると何事もなく読み込めて正常にフルビルドできているように見える。ただし、ソリューション/プロジェクトに変更を加えると CRLF になる。 C++ ソースファイルは修正しても LF のままのようだが、リソースエディタでリソース(ダイアログなど)を修正したりすると .rc ファイルや resource.h は CRLF になる。
  • RTF (Rich Text Format) ファイルをプレーンテキストだと思った時の改行コードを LF にしてワードパッドに読み込ませると何事もなく読み込める。ただし、これまた再保存すると CRLF になる。
  • Mac(OSX 以降)では改行コードはデフォルトで LF なので、 Xcode では当然に扱える。ちなみに、今はプロジェクトのファイルの設定で改行コードを CRLF に明示的に指定しており、それを LF に変更する(戻す)だけである。
  • Git for Windows において core.autocrlf=true の場合、 RTF ファイルをコミットするとリポジトリ内部では CRLF で保存されている(core.autocrlf=false の環境で checkout しても CRLF で出てくる)。つまりバイナリファイルとして扱われている。ちなみに何故バイナリファイルとして扱われるかというと、ファイルの末尾に NUL 文字 '\0' が含まれるからだと思われる。
Trackback

no comment untill now

Add your comment now