Ut Video Codec Suite をゴリゴリコーディングしていたら、Mac の方で QuickTime Player で再生できないのに気付きました。正しいサイズのウィンドウが出ており、また音声の方は正常なのですが、映像が出ません(真っ黒になる)。fprintf デバッグしてみるとデコーダに処理は回ってきているようです。

はて何だろうと思って RGB24 な AVI を再生してみたり、QuickTime 7 Player ではなく QuickTime X Player を使ってみたり、utvideo.component を一時的に削除してみたり、あるいは古いバージョンのコンポーネントに置き換えたりしても何も変わりません。QuickTime のサンプルファイルは再生できましたが。

困ったなぁと思いつつ、じゃあ iMovie ではどうだろう、と思って起動してみると、「Quartz Extreme が必要です iMovieには,Quartz Extreme 対応のグラフィクスカードが必要です.(以下略)」というダイアログが出てきます。ハードウェアはもちろんソフトウェア(OS)も更新してないので謎ですが、ともあれこれを手がかりにググってみます。

で、こんなこと書いてる人が見つかりました。何故かシステムプロファイラを見てみたら Core Image や Quartz Extreme に対応していないと表示される、らしいです。システムプロファイラのどこに出ているかというというのは Apple のサポート情報に書いてあるのですが、よく見ると(ビデオカードではなく)ディスプレイに付随する情報という表示のされ方になっています。

そこで気が付きました。さっきのモニタ環境の新調で、Mac の接続を外しっぱなしにしたんですな。とりあえずモニタに入力が余ってないので、床に転がっていた非常用モニタに刺して再起動したら正常に映像が表示される状態に戻りました。(起動中に刺しただけではダメらしい)

で、この状態でシステムプロファイラを確認してみましたが、
モニタを繋いだ状態でのシステムプロファイラ
Core Image や Quartz Extreme に対応しているどころか行自体が見当たりませんね… って先のサポート情報を見たら OSX 10.6 以降だと「すでに Quartz Extreme および Core Image を使用しています。」って書いてありますね…よくわからん。

ところで、今度は逆に QuickTime のサンプルファイルの映像がちゃんと表示される理由が不明です。サンプルファイルの再生だと Quartz Extreme みたいな高度な機能が不要なのかしら。

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