前の記事で USB メモリにインストールした ESXi 5.0u2 の挙動がおかしくて結局 HDD にインストールしたと書きましたが、USB3 コントローラの配下の USB メモリにインストールする or そこから起動する と挙動がおかしいのではないか、と疑っています。(ポートの形状が USB2 か USB3 かは無関係)

ざっとググってみると、まあ普通は普通に使えている(何)のですが、うまく動かないという記事がちらほら見つかります。共通点は「USB3 のポートに刺すとダメで USB2 のポートに刺しなおしたら大丈夫」。ちなみにこういう報告をしている人はだいたい Intel 6 シリーズチップセットのマザーであり、USB3 のポートは別チップ USB3 コントローラ(大抵はルネサスのやつ)で、USB2 のポートはチップセット内蔵 USB2 コントローラです。自分の症状と合わせてみると、ESXi 5.0 は実体が USB3 コントローラであるものを USB2 としてもうまく扱えないのではないか、ということになります。

ちなみに ESXi 5.1 の時は、ここで言っている問題は起きていませんでした。全く問題なし。別の問題があったわけですけど。

手元で問題が起きているマザーは何度か言っている通り Q77 チップセットで、これはチップセット内蔵コントローラが既に USB3 なので USB2 コントローラ配下のポートは存在しません。つまり違うポートを使って逃げるという手は使えません。やっぱり Q67 チップセットなマザーが良かったよぅ…(たぶんこれ言うの3度目)。なんでこんなに地雷を踏みまくるかなぁ。まだ地雷あるんじゃないか(疑心暗鬼)。

しかし、「前のバージョン」である ESXi 5.0 に関する知見がどんどん溜まっていっても一般的には全く役に立たないのがアレ。VMware 社はさっさと ESXi 5.1 で USB コントローラを DirectPath I/O 対象にできないバグを直してほしいもんです。それさえ解決されれば万事 OK なのに。

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