バージョン 16.0.0 に向けて、UQRG (UtVideo Pro RGB 10bit) と UQRA (UtVideo Pro RGBA 10bit) を実装している(実装した)のですが、
- 一般的な 10bit 対応の動画編集ソフトは QuickTime 経由でしか 10bit 動画を扱えない(少なくとも VCM 経由ではダメ)。独自のプラグインインターフェースを持つソフトもあるにはある(Premiere とか)
- Premiere Pro for Mac は UQRG/UQRA をうまく使ってくれない。挙動を見る限り 8bit (k32ARGBPixelFormat) でコーデックに渡そうとして失敗しているように見える
- Premiere Pro for Windows でも同様の挙動。
- 使ってくれるようになる条件が不明で頓挫。そもそも Premiere の設定方法からして分からないのだけど。
- AfterEffects for Windows で試してみると「数百万色」(=8bitカラー)しか選べない。「数兆色」(=16bitカラー)が選べない。
- EDIUS Pro 8 だとプロジェクトの設定を 10bit にすると UQRG/UQRA を期待通り使ってくれる。8bit の時にどうなるかは試していない。
- しかし、周知のとおり QuickTime for Windows は EOL っぽいので、 Windows 用のソフトだけで使えてもほとんど意味がない。
うーんうーん…
IkaLog には Slack 連携機能があって、バトルの結果を Incoming WebHook 経由で発言させることができるのですが、発言内容はルールとマップと勝敗だけであり不十分であるため、チャンネル内の他のプレーヤー向けの記録としては結局手動で stat.ink の結果の閲覧ページを貼っていました。しかし、これだと stat.ink への投稿が完了するまで待って URL を調べて発言して、となって面倒です。下手すると次のバトルが始まってしまうし。
というわけで、IkaLog の作者の hasegaw さんにお願いして、IkaLog が stat.ink へバトル結果を投稿した時の完了イベントを WebSocket 経由で取得できるようにしてもらい、それを利用して Slack の Incoming WebHook 経由で URL を自動で貼るスクリプトを作りました。
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Apple Ends Support for QuickTime for Windows; New Vulnerabilities Announced えっえっ
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そういえば調べてませんでしたが、動作することを確認しました。
なお、Windows 10 をアップグレードインストールした場合、アップグレード直後は使えないことが予想されます(Windows 10 に限りませんが)。これは、Ut Video Codec Suite は DLL をシステムディレクトリにインストールしているからです。改めて Ut Video Codec Suite を(再)インストールすると使えるようになるはずです。