そろそろ CPU World に i3-4130 の CPUID レポートが届いてるかなー、と見に行ったんですが、なんとビックリ、AVX2 も BMI1/2 も ABM (LZCNT) もサポートしていることになってるじゃないですか。じょ、冗談じゃ…
震える指で ark.intel.com の i3-4130 の仕様を見に行くと、AVX2 がサポートされるという記述に修正されています。
ともあれ、i3 は「ごく特殊な命令」を除くとサポートされる命令は i7 と同じ、という状態は(Nehalem 以降)継続した、ということになります。
教訓:超レアものという訳でもないのだから1週間ぐらい待ってから買いましょう。
Intel 最適化マニュアルを見ると、Haswell ではシャッフル関係命令が遅くなっているようです。せっかく AVX2 で SIMD-int が 256bit 幅で使えるようになったのに遅くなったのでは意味が無いのですが、ともあれ前回と同様に計測してみます。あと、正確にはシャッフル関係命令ではありませんが、PMOV[ZS]X 系命令も計測します。
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memtest も10周ぐらいしたので今度は OCCT を回そうと思ったのですが、CPU がものすごい温度になってしまいました。具体的には水が沸騰するぐらい。よく見てみると、4コア全部回ってるのに 3.9GHz になっていてなんかおかしいです。(3.9GHz になるのは1コアだけ動いている場合のみだったはず)
とりあえず BIOS に戻って TB を切り、CPU ファンの回転数の上限を上げ(ファンコントロールの設定を Quiet から Turbo にし)てみたのですが焼け石に水ならぬ焼け石に風で、エアコン切って寝てたら90度を超えてテスト中断になってしまいました。ヒィ。
memtest 中に CPU 温度が65度とかになっていて嫌な予感はしていたのですが、まさかこれほどとは思いませんでした。個体差という訳でもないようで、ググってみると Ivy Bridge より熱いようです。GPU がより発熱するようになったからでしょうか。でも試しに Aero を切って GPU 負荷を下げてみても特に状況は変わらず。
どうせコーデックの開発マシンなので定常的にフルロードになることはない(一瞬フルロードになることはある)し、エアコンかけていれば何とかなるので実用上は問題ないのですが、いやな気分です。
x86/x64 最適化勉強会 #6 で聞いてきましたが、AVX-512 なるものがアナウンスされてました。名前から予想される通り、SIMD レジスタが 512bit になります。SIMD レジスタが 512bit というと Xeon Phi は最初からそうなっているのですが、これが普通の Xeon に降りてくるイメージです。
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