或るプログラマの一生

今度はケーキ店（最近の翻訳更新で「スイーツ」店になった）の自動化です。

ケーキ店も皿は要らないのですが、2つの点で面倒くささがあります。

• 材料が多い。チョコレートケーキ生地を作るために、小麦粉、砂糖、卵、チョコレートが必要。卵は割らなければいけないし、チョコレートは溶かさなければいけない。
• 加工（調理）が面倒。生地をこねるためにボウルが必要だし、生地を焼くためにトレイが必要。それぞれを循環させるループが必要になる。

一方で、客はメニューそのものではなくフレーバーを指定してくるので、メニューには自由度があります。全自動化を目指すならフレーバーはチョコレート固定ですが、メニューはクッキー、スポンジケーキ、カップケーキ、ブラウニー、ドーナツから選べます。このうち一番楽になるのはブラウニーになります。スポンジケーキは焼き時間が非常に長く（基本調理時間45秒）、カップケーキは食事時間が長く（基本食事時間9秒）、ドーナツは1つずつ揚げる必要がある上にドーナツ1つにつきチョコレート1つが必要で、それぞれ大きな欠点があります。残りはクッキーとブラウニーですが、クッキーは18秒で焼けて4切れ、ブラウニーは9秒で焼けて6切れなので、圧倒的にブラウニーの勝ちです。ブラウニーはチョコレートフレーバーのものしか作れないという欠点があるのですが、今回の条件では問題になりません。

というわけでこういう自動化回路が出来上がります。結構デカい…

単一メニュー全自動レストランでもメニューカードを取れるので、他のメニューの場合より長く続けることができます。