1月
15
小さいマシンを無音な自宅内サブ監視マシンとしてセットアップするために SSD を買ってきました。16GB もあれば十分なので USB メモリなら1000円程度になるのですが、USB メモリだとたぶんウェアレべリングしてくれないはずで不安なので SSD にしました。買ってきたのは Crucial v4 32GB。約4000円也。
SSD というとパーティションアライメントや Trim 対応が気になるわけですが、RHEL 6 ならどちらも大丈夫なようです。参考
- 普通にインストールすると 2048 セクタ目(ここでは 512 バイトセクタを仮定しているので 1MB の位置)に最初のパーティションを作られる。
- ファイルシステムに ext4 を使い、マウントオプションに discard を追加すると Trim が有効になる。デフォルトでは discard は付かないのでインストール後に fstab を編集する必要がある。なお、この機能は kernel 2.6.33 で追加されたらしいが、RHEL 6 の kernel 2.6.32 にバックポートされている。
- SSD を md デバイスの配下にすると Trim が効かなくなる。代わりに LVM を使う。
- ソフトウェア RAID において、RAID0 以外の RAID はパフォーマンスを急激に低下させるので推奨されない。
- スワップパーティションに関しては何も書かなくても勝手に Trim が有効になる。
あと、寿命を延ばす観点からも /tmp 以外はマウントオプションに noatime を追加しておいた方が良いかと思います。/tmp 以外で atime が記録されることが期待される状況はあまりないので。/tmp を ramdisk (tmpfs) に追い出すと寿命的にはなお良しですが、メモリ容量と要相談です。
ああ、もちろん RHEL なんて買えないので CentOS ですけどね。
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