機能追加
  • QuickTime for Mac 用コンポーネントを追加した。RGB24/ARGB32 へのデコードのみ。とても遅い。
その他
  • 入出力フォーマットのチェックがより正確になった(はず)。

readme 日本語 英語 / バイナリ Windows x86 (msi) Windows x64 (msi) Mac OS X (zip) / ソース

ようやく Mac 版ができました。本バージョンの Mac 版には実装と検証の進捗の関係上、以下の制限があります。(Windows 版には特に制限はありません)

  • デコードしかできない。
  • RGB (k24RGBPixelFormat) と ARGB (k32ARGBPixelFormat) での出力しかできない。
  • とても遅い。とにかく遅い。フル C++ 実装でシングルスレッドの上、かなり余計な処理をしているはず。
  • インストーラがない。/Library/QuickTime(/ライブラリ/QuickTime)以下に utvideo.component をコピーしてください。
  • QuickTime Player での再生しか動作検証をしていない。ウチの QuickTime Player は ARGB 出力しか要求してこないので、RGB 出力は全くテストしていない。
Trackback

7 comments untill now

  1. 名無し @ 2011-09-11 02:20

    バージョン10.0.0でどの動画編集ソフトでもランタイムエラーR6025が出て強制終了してしまいます。
    OSはWindows7 64bitです。32bitソフトも64bitソフトもエラーが出ました。

  2. 梅澤 威志 @ 2011-09-11 15:44

    報告ありがとうございます。他の人からも同様の報告を受けていて調査中ですが、手元では一度も再現できていません。

    何か他に条件になりそうな心当たりはありませんか?

  3. すいすい @ 2011-09-12 13:04

    バージョン10.0.0のMacコンポーネント版の動作報告です。

    Windows上のVer9.0.3(x86版)で作成したソースが再生できました。

    以下環境です。

    Mac OS X Snow Leopard 10.6.8
    QuickTime Player Pro 7.6.6
    QuickTime Player 10.0

    QuickTime Player ProでのMOV形式への変換も問題有りませんでした。

  4. すいすい @ 2011-09-12 13:20

    追記ですがYUV420とYUV422のデコードも確認できました。

  5. 血管美男 @ 2011-09-12 19:55

    絶賛活用中です。更新ありがとうございます。
    WindowsのみですがYUY2ソースのエンコード、デコード、v8.52、v9.03で作成したYUY2ファイルのデコード、すべてOKです。

    少し古い話題なのですが一箇所気になる点がありました。
    YUY2/16bitの同一ソースをエンコードする際、GraphEditでフィルタの属性の出力タブをみると、v8.52では
    Format: ULY2 720×480,_16_bit
    となっていたものが、v9.03とv10.0では
    Format: ULY2 720×480,_24_bit
    と表示されます(今回はじめて気付きました)。

    録画と停止が手動操作のためバラつきはありますが出力ファイルのサイズを見た限りでは三つともほぼ同等の大きさで、ビットレートも似通っています。これはv9以降のチェック強化の成果で、ファイルの内容的には24bitが正しいのでしょうか?
    全く困っていませんのでお手すきのときに教えて下さい。よろしくお願いします。

    構成(GraphEdit/64bit, Windows7/64bit):
    [WDM Crossbar]–[WDM Capture]–[Ut Video Codec YUV422(ULY2) DMO x64]–[AVI Mux]–[File Writer(out.avi)]

  6. 梅澤 威志 @ 2011-09-12 21:56

    お二人とも動作報告ありがとうございます。

    >>血管さん
    Ut Video Codec Suite の場合、そこのビット数には本質的な意味は全くありません。ご安心ください。(他のコーデックだと意味を持たせている場合もある。たとえば Huffyuv)

    YUV系を入力としてULY2/ULY0にエンコードした場合、9.0.1 以前では入力のビット数(YUY2などでは16、YV12では12)がそのまま出力にコピーされますが、9.0.3 以降では常に 24bit になります。これは意図した動作です。ちなみにずーーっと昔は ULY2 だと 16 に固定でした(その頃は ULY0 は無かった)

    なんでこんなことになってるかというと、「内部保持形式に従ってビット数を設定すべきだよね」→「Premiere 系だとエンコード後のビット数を見てエンコーダの挙動を観測するらしく、RGB 入力に対して出力のビット数が 24 でないとエンコーダとして使えない。なので入力のビット数と24とのどちらか小さいほうを設定するように変更」→「いろいろ修正していったら DMO エンコーダでおかしなことになったので、コーデック側としては意味を持たせてないし24に固定にしてしまえ」という経緯です。

  7. 血管美男 @ 2011-09-13 22:26

    納得、安心しました。勉強になりました。
    多方面への対応、大変そうですが頑張って下さい。ありがとうございました!

Add your comment now