5月
09
まあ、ちょっとだけですけど。間違ってたらツッコミかもん。長かったので畳んでおきますね。
- Mac OS X 10.6 Snow Loepard では、QuickTime X と QuickTime 7 が同梱される。後者はデフォルトではインストールされない。
- 10.6 より前では、QuickTime 7 のみが同梱される。
- QuickTime 7 は、
- 32bit アーキテクチャを前提として作られている。64bit アプリケーションから直接明示的に使うことはできない。
- Carbon ベース
- プラグインシステムに対応しており、いろいろなコンテナやコーデックが配布されている。
- Windows にも移植されているが、API は厳密には同一ではないので、そのまま持って行ってもコンパイルできない(ことがある)。
- QuickTime X は、
- 64bit アーキテクチャに対応できるように新設計されており、QuickTime 7 とは別物である。
- Cocoa ベース
- いまのところ(少なくともリリース時点では)プラグインシステムには対応していない。そのため、サードパーティーがコーデックなどを追加することができない。
- Windows には移植されていない。Windows ではまだ QuickTime 7 が最新である。
- QuickTime X を使うには、QTKit と呼ばれる新しいインターフェース(ツールキット?)を使う必要がある。内部ではまず QuickTime X でサポートされる機能であれば QuickTime X が使われ、サポートされないなら(必要ならプロセス間通信を行って)QuickTime 7 を使う。
というわけで、Ut Video Codec Suite 的には QuickTime 7 用のコンポーネントを書けばいい(というか QuickTime X のコンポーネントはそもそも書けない)ということになります。
おお! QuickTime対応を考慮中でしょうか?
MMDで作成したムービーをMacに持って行くときにUt Video Codecが使えたら、便利そうですね。