11月
03
どうも、x64 版をインストールすると、「x64 のプログラムからは見えるが、x86 のプログラムからは見えない」という状態になる人がいるらしい。x86 版は普通に見えるそうなので、ひとまずそれを使ってもらっている。
インストーラの記述としては x64 の DLL のみに関して ICInstall (コーデックをシステムに登録する Windows API)を呼んでいるので、上の状態になるのが本来正しいのであるが、手元でテストしたところ、
- x64 の DLL を ICInstall してから x86 の DLL を ICInstall すると、x86 のプログラムからしか見えない。
- x64 の DLL を ICInstall するだけで x86 の DLL を ICInstall しない場合、何故か x64 のプログラムからも x86 のプログラムからも見える。
という状態になったので、そういう記述にしてあるのだ。
とはいうものの、このままほったらかしにもできないので、思いつきで「x86 の DLL を ICInstall してから x64 の DLL を ICInstall」してみたら、x64 のプログラムからも x86 のプログラムからも見える状態になった(単に上書きされているだけかもしれないが)。最初に挙げた症状が出ている知人に渡して改善されるようであれば、これをリリースしようと思っている。
さて、公式的に x64 対応しているコーデックというと他には Lagarith が挙げられる。Lagarith の manual installation version では x64 の DLL を先に登録していて、それで x64 のプログラムからも x86 のプログラムからも見える状態になっている。inf ファイルでインストールする場合は順序に関して挙動が違うようだ。
今更な要望になりますがCUIベースで本アプリを作る予定(もしくは現状況で実現可能かどうか)はありますでしょうか
当方エンコード関連は全てコマンドプロントのバッチ処理で済ませているのでUtVideoを使う際はAVS2AVIから呼び出しています
オプションの変更等が出来ないのでこの使い方だとナンセンスだなと思っている次第です
予定はありません。
AVS2AVI を使うのでしたら、コーデックの設定を -e -s <file> オプションで行い、保存した設定を -l <file> オプションで読み込むことができるように見えますが、いかがでしょうか。(バージョン 1.39 の場合)