Xbox360はもっぱらHDMI出力で遊んでいます(というかD端子やコンポーネント端子を食えるデバイスが家にない)。HDMI出力を表示するには、DVI変換ケーブルを使ってRDT261に繋ぐ方法と、HDキャプチャカードに食わせてPC経由で表示する方法があります。同時にキャプチャをする場合は後者の方法になりますが、表示遅れがかなり大きくて、リアルタイム性のあるゲームをやるにはあまり適しておらず、最適なプレイをキャプチャできないのが悩みです。また、両者を切り替える際には物理的にケーブルをつなぎ換えなければならず、これが結構面倒です。というわけで、HDMI分配機で同時につながっている状態にしようと目論みました。

が、しかし、配線し終わってみてみると、キャプチャカードには映像は来ているものの、RDT261には映像が来ていません(No Input と言われる)。分配機の出力側にRDT261だけを繋いでもダメ。何をどうやってもダメ。もちろん分配機を経由しなければ問題ありません。

ただ、一瞬映ったこともありました。このとき、ソースがXbox360の場合は正しい色で表示され、ソースがハイビジョンハンディカム(1080iで出力できる)だとおかしな色になっていました。

会社に持って行ってHDMI入力のあるTVで試してみたところ、分配機の出力にTVと上記のキャプチャカードをつないでいる状態では、両方に正しく映像が来ていることがわかりました。つまり分配機とRDT261との間になんらかの相性みたいなものがあるということになります。

で、想像ですが、状況から察するに、

  • 分配機を通すと基本的にYUVでネゴシエーションされる。稀にRGBでネゴシエーションされることがある。
  • RDT261はRGBしか映らない。
  • RDT261に対してYUVでネゴシエーションしようとすると対応していないので信号が来ない。(稀に来る)
  • ハンディカムはYUVでしか出力できない。
  • ソースがハンディカムでたまたま映った時に色がおかしかったのは、YUVで送られてきたものをRGBと解釈して表示していたから。輪郭は正しかったし。

ということなのかなぁ。MDT241のHDMI入力端子だったらこんなことは起きなかったかもしれません。

現状、分配する先がちゃんと動かないので分配機は遊んでいますが、これはいよいよTVを買おうかどうか考えどころですねぇ。

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