使い始めてから2週間ぐらいたっていますが、特に問題も起きず(そりゃそうだ)快適に使っています。
まず端末自体の動きですが、比較対象が Galaxy Nexus (GN) なのでプロセッサの速度は大体3倍ぐらいになっており、圧倒的にストレスを感じません。違いが最も分かるのは GMail アプリを使っている時で、明らかに動きが違います。
速度以外の点で言うと、ボタンをタッチした時のバイブレータの震え方があまり好みに合いません。あとバイブレータのモーターが回っているのが「聞こえる」のがちょっと気になるところです。屋外だともちろん聞こえませんが。GN だとそんなことは無いんですが、もしかして GN のバイブレータはモーターではないのだろうか…?
次に BIC SIM (LTE)。スマホと言っても実際のところ Twitter (とメール)端末にしか使っていないため、月に500MBも通信していません。なのでミニマムスタートプラン(945円/月で高速通信枠が500MB)で十分で、今のところ常に高速通信枠を有効にした状態で使っています。回線のスループットによるのかレイテンシによるのかは分かりませんが、Twitter で TL を取得するときのレスポンスはFOMAのspモードの時より快適です。そういや低速通信時にどんな感じになるのかは試してないので、今度やってみよう…
最後に BIC SIM についてくる無線LANサービスの Wi2 300。これが少々難物です。まず無線LANサービスそのものについては問題ありません。それどころか、自宅から最寄りの駅までのバス約2kmのうち、ほとんどの区間で良好な通信状態を維持しており、どこから電波が飛んできているのかと首をかしげるぐらいです。バス自体がアクセスポイントになっているのかと思ったらそうでもないようですし(au WiFi は使えるとステッカーが貼ってあった)。
回線はいいのですが、接続ツール「Wi2 Connect」(現時点でバージョン1.2.3)の使い勝手があまりよろしく無いように感じます。Wi2 300 は一旦 WiFi 的につながってアドレスをもらってからその上で Web ベースで認証(ログイン)をするとインターネットに抜けられるようになる、というよくある方式です。ここで、自動ログインを無効にしても WiFi 的には繋がってしまい、そうすると LTE 側が無効になって通信ができないという中途半端な状態になります。この状態では「WiFi 的につながったのでログインしてね」という通知が上部に出ますが、この通知をタップしてもアプリで記憶したユーザー名とパスワードでログインしてくれるわけではなく、ログイン用の Web フォームに飛ばされます。もちろんパスワードなんて覚えてないので、ログインするにはホーム画面に貼ったウィジェットをタップする以外に方法はありません。猛烈にダサいです。
ちなみに docomo WiFi の場合はどうなっていたかというと、接続ツールに自動接続機能は無くて、エリア内に入ったことを検出するとウィジェットをタップできるようになり、タップするとアプリによってログインが行われます。勝手に WiFi に繋がることは無いため、不意に通信できない状態に陥ることはありません。
理想的には 802.1x 認証に対応して認証されてからアドレスがもらえるようになっていればいいんですが、これは機材の問題があるから難しいでしょうねぇ。docomo WiFi では一部?エリアで対応しているようですけど。
え、Mac アドレス登録すればいいって?そんないい加減な機能使えるわけないじゃん。認証とはとても呼べません。
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