Ut Video Codec Suite 5.0.0 readme (日本語)
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Ut Video Codec Suite
Copyright © 2008 UMEZAWA Takeshi
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日本語
Ut Video Codec Suite
Copyright © 2008 梅澤 威志
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の下で再頒布または改変することができます。
このプログラムは有用であることを願って頒布されますが、*全くの無保
証* です。商業可能性の保証や特定の目的への適合性は、言外に示された
ものも含め全く存在しません。詳しくはGNU 一般公衆利用許諾契約書をご
覧ください。
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一部受け取ったはずです。もし受け取っていなければ、フリーソフトウェ
ア財団まで請求してください(宛先は the Free Software Foundation,
Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA)。
概要
Ut Video Codec Suite は、VCM コーデック(一般的には VfW コーデックと呼ばれる)として実装された Windows 用ロスレス映像コーデックです。現在のところは YUV422 と RGB のみをエンコードできます。
動作環境
必須環境
- OS
- Windows XP 以降
- CPU
- SSE2 をサポートする i686 以降の CPU
(Intel だと Pentium 4 以降)
また、Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) が必要です。再頒布可能パッケージがインストールされていない場合、Ut Video Codec Suite のインストールは失敗します。
実装の目標
- Core 2 Duo 程度の CPU でリアルタイム HD キャプチャ
- Huffyuv を超える圧縮率
- 可能なら Lagarith に迫る圧縮率
目標の達成度合い
- マルチスレッド化およびアセンブラ化のおかげで、リアルタイム HD キャプチャが可能になりました。
- プログレッシブ映像の場合は、普通は Huffyuv (Predict median) より圧縮率は高くなります。
- インターレース映像の場合は、高さが 288 ピクセルを超える場合は Huffyuv の方が圧縮率が高い場合があります。
- Lagarith の圧縮率には基本的に届きませんが、ソースによっては稀に超えます。
改版履歴
バージョン 5.0.0
- 機能追加
- YUV420 のためのコーデック (FOURCC: ULY0) を追加した。
- その他
- 設定を行わない場合は「デコード速度優先」で動作するようにした。
- ULY2: 横幅が偶数のもののみ扱えるようにした。
バージョン 4.1.0
- 性能向上
- 共通: エンコードをほんのわずかだけ高速化した。
- 共通: デコードをほんのわずかだけ高速化した。
バージョン 4.0.2
- その他
- ULRG: デコード時に RGB32 で出力する場合、安全のためアルファチャンネルと解釈されうるフィールドは 255 で埋めるようにした。
- 共通: エンコード時に出力の biBitCount には入力の実効ビット数を設定するようにした。
バージョン 4.0.1
- その他
- 4.0.0 でパッケージングにミスを発見したのでやりなおした。
バージョン 4.0.0
- 機能追加
- RGBA のためのコーデック (FOURCC: ULRA) を追加した。
バージョン 3.8.0
- 機能追加
- 共通: Predict left フレーム内予測方式を追加した。手元の計測では、今までの実装(Predict median)と比較して、エンコード速度ほぼ同じ、圧縮率 10% 低下(ファイルサイズが 10% 増える)、デコード速度 50% 向上(デコード時間が 30% 強短くなる)。
バージョン 3.7.0
- 性能向上
- 共通: デコードを高速化した。Core 2 の場合で 9% 程度。
- ULY2: RGB24 からのエンコードを高速化した。Core 2 の場合で 9% 程度。
バージョン 3.6.0
- 性能向上
- ULY2: RGB24 からのエンコードをアセンブラ化により高速化した。Core 2 の場合で 42% 程度。これでシングルスレッドでも Huffyuv (Predict median) より有意に速くなった。
バージョン 3.5.0
- 機能追加
- ULY2: デコード時に RGB24 で出力できるようにした。最初からアセンブラバージョンがある。
- バグ修正
- ULY2: RGB24 エンコード時に、横幅が 4 の倍数ではない場合、映像の右端にゴミが発生する。
バージョン 3.4.0
- 機能追加
- ULY2: エンコード時に RGB24 で入力できるようにした。例によってとりあえず作っただけなので、RGB24 入力時のエンコードは遅い。
- バグ修正
- ULY2: RGB32 デコード時に出力フォーマットの biHeight の正負を見ていないため、環境によっては上下が反転してデコードされる。
バージョン 3.3.1
- バグ修正
- 共通: エンコーダを使う側のソフトによっては、エンコードを開始すると不正な処理で落ちる。
- その他
- 設定ダイアログのタイトル文字列を適切なものに変更した。
- バージョン情報ダイアログにバージョンを表示するようにした。
バージョン 3.3.0
- 性能向上
- 共通: デコードを高速化した。Core 2 の場合で 20% 程度。これでシングルスレッドでも Huffyuv (Predict median) より有意に速くなった。
- 共通: エンコードを高速化した。Core 2 の場合で 8% 程度。
- ULY2: RGB32 へのデコードをアセンブラ化により高速化した。Core 2 の場合で 47% 程度(前述の共通の高速化の効果を含む)。
- バグ修正
- 共通: 処理できないフォーマットを渡してエンコード/デコードを開始しようとしてもエラーにならない。
バージョン 3.2.0
- 機能追加
- ULY2: デコード時に RGB32 で出力できるようにした。とりあえず作っただけなので、RGB32 出力時のデコードは遅い。
- バグ修正
- ULRG: フレーム分割の方法が間違っていた。この修正により、フレーム分割数が 1 ではない場合、3.1.0 以前の ULRG との互換性は失われる。
バージョン 3.1.0
- 機能追加
- ULY2: YUYV, YUNV, UYVY, UYNV, YVYU, VYUY のサポートを追加した。
- ULRG: RGB32 のサポートを追加した。
- バグ修正
- ULRG: WMP で再生しようとすると不正な処理で落ちるのを修正した。
バージョン 3.0.0
- RGB のためのコーデック (FOURCC: ULRG) を追加した。
バージョン 2.2.0
バージョン 2.1.0
バージョン 2.0.0
バージョン 1.1.3
一般公開された最初のバージョン。
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